【解説】USDT(テザー)とは?日本で買えるの?ステーブルコインの基礎を徹底解説!

【解説】USDT(テザー)とは?日本で買えるの?ステーブルコインの基礎を徹底解説!

こんにちは。今回は、暗号資産(仮想通貨)の世界でよく耳にする「USDT(テザー)」について解説します。
「そもそもステーブルコインって何?」「日本でUSDTは買えるの?」と疑問を持っている方も多いですよね。
この記事では、USDTの基本情報から購入方法、そして日本国内での取り扱い状況まで、分かりやすくまとめました。

USDT(テザー)とは?

ステーブルコインの代表格

USDTは「ステーブルコイン」と呼ばれる仮想通貨の一種で、1 USDTを1米ドルと同等の価値に保つよう設計されています。
暗号資産の大きな値動きを避けたいときに便利な通貨として、多くのトレーダーに活用されています。

裏付け資産とペッグ

USDTは、米ドルなどの裏付け資産を持つ(とされる)ことで、1 USDT = 1米ドルの価値を保とうとしています。
ただ、過去には「本当に裏付け資産が十分にあるのか?」という疑問が浮上したこともあり、今でも透明性について議論が続いています。

複数のブロックチェーンで発行
  • Omni(ビットコインのプロトコル上)
  • イーサリアム(ERC-20)
  • トロン(TRC-20)
    など、多くのチェーン上で発行されています。送金速度や手数料に違いがあるので、自分の使い方に合ったチェーンを選ぶのがポイントです。

日本でUSDTを買える?国内ではどうなの?

国内取引所での取り扱いは“ほぼ無し”

2025年1月時点では、多くの日本国内の暗号資産取引所(bitFlyer、Coincheck、bitbank、GMOコインなど)で、USDTの直接販売は行われていません。
これは、日本の金融当局による規制やステーブルコインに対する厳しいルールが影響していると考えられます。

購入するなら海外取引所が一般的

USDTを手に入れる主な方法は、海外取引所(Binance、Bybit、KuCoinなど)で購入することです。

  • ビットコインやイーサリアムなどを日本の取引所で購入
  • 海外取引所へ送金
  • 送金した暗号資産でUSDTを交換購入
    といった流れが一般的です。
P2P取引でも入手可能

海外取引所の一部ではP2P(個人間取引)でUSDTを売買するサービスも提供されています。
ただし、相手の信頼性やレートなどをしっかりチェックしないと、トラブルに巻き込まれる可能性もあるので要注意です。

USDTのメリット・リスク

メリット
  1. 価格の安定
    1USDT=1米ドルを目指すため、極端な価格変動リスクを抑えられます。
  2. 取引の中継通貨として利用できる
    ビットコインやイーサリアムから一度USDTに変換しておくことで、相場変動リスクを軽減できます。
  3. 送金コストの削減
    ブロックチェーンを利用した送金の場合、国際送金よりも手数料が安く・速度も速い場合が多いです。
リスク
  1. ペッグ崩壊の可能性
    何らかのトラブルや市場のパニックにより、1USDT=1米ドルを割り込む事態が起こる可能性はゼロではありません。
  2. 規制リスク
    ステーブルコインは各国の金融当局から注視されており、規制の変化によって取扱いが大きく左右されることがあります。
  3. 裏付け資産の透明性
    過去には、十分な裏付け資産があるのか疑問視する声がありました。運営元の透明性には常に注目が必要です。

まとめ:USDTは便利だけど、国内取引所の扱いに注意!

  • USDT(テザー)は、ステーブルコインの代表格であり、1 USDT = 1米ドルの価値を目指している
  • 日本国内の取引所では直接取引がほとんどできないため、購入する際は海外取引所を利用するのが一般的
  • 規制や法整備など、今後の動向によっては国内取引所に上場される可能性も否定できない

価格変動リスクを抑えられるUSDTは、暗号資産の取引や送金にとても便利な存在です。ただし、規制やリスクを正しく把握した上で、安全かつ慎重に取引を行いましょう。

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